佛教史学会12月例会を下記の通り開催いたします。
今回はオンライン(Zoom)による開催となります。
参加ご希望の方は下記の★印の受付フォームより12月15日(木)までにお申し込みください。
日 時:2022年 12 月 17 日(土)午後 2 時より オンライン(Zoom)
発 表 者:宮嶋純子さん(関西大学東西学術研究所非常勤研究員)
論 題:「福田安禅撰『大南禅苑継灯略録』より見る18-19世紀北部ベトナムの仏教教団」
参考文献:
・石井公成「ベトナムの仏教」(石井公成編『新アジア仏教史一〇 漢字文化圏への広がり』七章、佼成出版社、二〇一〇年)
・大西和彦「ベトナム」(佛教史学会編『仏教史研究ハンドブック』一部二章八節、法蔵館、二〇一七年)
・宮嶋純子「近世ベトナム北部地域における仏典刊⾏事業」(『関⻄大学東⻄学術研究所紀要』第五三輯、二〇二〇年)
報告概要:
福田和尚安禅(1784-1863)は、阮朝初期の北部ベトナムの仏教界において主導的な役割を果たした高僧である。福田は諸寺院で住持をつとめる傍ら、多くの典籍、とりわけ仏教史書の刊行や著述活動に尽力した。本報告では、福田撰の同時代史料である『大南禅苑継灯略録』を主要な資料とし、中世からの衰退を経て、現代に継承されるベトナム仏教の再構築が図られた時代である18-19世紀北部ベトナムの仏教教団の活動を概観する。
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★例会受付URL
https://docs.google.com/forms/d/1R3_ijo9TyFY1kui27VV0uhyecYbK31aFlxYw04whCDg/edit#responses
佛教史学会