第10回佛教史学入門講座を開催しました

 

去る2015年6月20日(土)午後2時より、大谷大学において、第10回佛教史学入門講座を開催しました。

開催趣旨の説明に引き続き、齊藤隆信先生が「無名の彦琮は有名だった─中国仏教研究の死角─」と題して、彦琮に焦点を当て、彼の事績を跡づけることを通して、これからの中国仏教研究の可能性についてお話くださり、続いて原田正俊先生が「室町仏教論を考える」と題して、室町幕府の宗教政策や禅宗の位置づけ、そして室町仏教論の可能性と課題についてお話しいただきました。

その後の質問コーナーでは、会場から多くの幅広い内容の質問が寄せられ、より深く講演内容を理解することができました。「初学者向け」の入門講座というものの、専門的にも大変興味深い内容で、有意義な講座となりました。

ご参加いただいた皆様、アンケートにもご協力いただきありがとうございました。

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